バリ島駐在記「牛と正面衝突したバイク」 

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バリの道路事情

 数日前に、本ブログで千葉県内で自転車競技の練習中に駐車していた車に衝突し、二人もの高校生が死亡した事故について触れたが、それで思い出したのがバリ島でのことだった。

 一つは、私の車が走っているとき、横から出てきた犬(バリは放し飼いが普通)が車の接近に注意せず、あっという間に、犬が車の真下に入ってしまったことだ。車の底にゴツゴツという音が響き、犬の頭か背がぶつかっていることは容易に想像されたが、犬の死を予感させるに十分だった。

 ところが、車が通過して、振り返った私の目に、犬がわりとしっかりした足取りで横道に入っていくのを見、どんなに安堵したか知れない。

 もう一つは、私の車の左隣に若い男が運転するバイクが並んで走っていたのだが、ふと気づくと、道路の左側を向こうから牛が一頭えっちらえっちら歩いてくる。あっと思ったときは、既に遅く、バイクは牛に正面から衝突し、転倒した。車を止め、様子を窺うと、男は傷を負っていたのかいなかったのかは不明ながら、立ち上がり、苦笑いしながら、再びバイクにまたがって走り去った。

 「牛は?」と見ると、こちらはなんでもなかったように、歩速を緩めず、そのまま走り去った。

 バリではときに農耕に使われる牛がロープで繋がれていないことがあり、道路に出てくることがあるが、さすがに正面衝突した現場を目撃したのはそれが最初で最後だった。

牛

 

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