バリ島駐在記「贋作の多い骨董品」

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骨董品

 バリ島に限らず、インドネシア全体でも、東南アジア全域でも、骨董品には贋作が多い。

 骨董を商売にしている人間のやり口としては次のような手法がある。

 1.デパートで売っている品物(とくに陶器類)を仕入れてきて、そのまま骨董店に置く。

 2.青銅製の品物は湿地にしばらく埋めておき、緑青が出てきてから店舗に展示する。

 3.銅貨は銀メッキし、銀貨は金メッキする。

 4.ただのガラスをカットし、磨きこみ、貴石や宝石と称してディスプレイする。

 5.中国や台湾で造った贋作をそのまま陳列する。

 バリだけでなく、インドネシア人一般に「騙(だま)されるやつが悪い」という考え方がある。 同じような考え方は世界のいたるところにあるが、なにも貧しい国だけではない。イギリス人にもそのような考え方があると聞いている。

 テレビの「お宝鑑定団」というのがあるが、そこでしきりに言われるのが「東南アジアで骨董品を買うのはやめたほうがいい。贋作が多いから」という警告である。とはいえ、現実の骨董屋街では、ほんのたまに本物があり、それを本物と気づいていないオーナーがいることで、そういう骨董に出遭えたら、逆説的だが、宝を屑同様の値段で入手できもする。


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One Response to “バリ島駐在記「贋作の多い骨董品」”

  1. hanachan-234 より:

    そうなんです。あの国では騙される方が悪いんでしょうね。
     どうやってそういう考え方が生まれたのか?
        人間のあるべき姿を考えていきたいです。

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