わしらは怪しい雑魚釣り隊/椎名誠著

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書評:ためいき色のブックレビュー-雑魚

  「わしらは怪しい雑魚釣り隊」  椎名誠(1944年生)

  2008年2月  マガジン・ハウスより単行本初版

  2009年5月1日 新潮社より文庫化初版 ¥552+税

 つい最近、同じ作者の「食えば食える」を読んだばかりで、その余韻が脳裏を覆っているうちに本書のような、癒しにはなっても、得るものの何もない作品に接することには正直辛いものがあった。

 逆説的にいえば、この種の書は難しい本を読んだ直後にこそ、その価値が生かされるということがしみじみと解った。もっといってしまえば、内容があまりにマンガチックで、程度が低く、辟易感が増幅して、しまいには頭痛を誘発させられた。

 とはいえ、次に読んでみようかと思っている作品も、偶然ながら、またも同作者のものなのだが。

 


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