共生虫/村上龍著

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「共生虫」 村上龍(1952生)著
講談社より2000年3月に単行本
同社より2003年3月文庫化初版

 

 この作者の作品に触れるのは初体験だった。

 男性的で、かちっとした、破綻のない文章で一環しているものの、情操教育を受けたことがあるのかと言いたくなるほど、作品には情緒的な流れがなく、小説というよりは、むしろ教科書を読んでいる印象だった。

 「共生虫」を体内に宿す、ひきこもりの人間には凄まじい凶暴性があるとの物語にも格別の面白味も魅力も感じることはなく、およそ100ページほど読み進んだところで、読み継ぐ気力を喪失した。


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