小さい潜水艦に恋をしたでかすぎるクジラの話/野坂昭如著

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「小さい潜水艦に恋をしたでかすぎるクジラの話」(戦争童話集)
原作:野坂昭如  絵:黒田征太郎
2002年7月20日 NHK出版より初版 ¥1700+税

 本書は童話であり、それも戦争終末時にからむ話が三つ。

 一つはタイトルになった「クジラ」、ニつ目は「オウムと男の子」、三つ目は「動物園の象と象使い」。

 少ないページ数の、しかも半分は絵で、そのことにも奇抜さを感じた。

 原作者が好きだというだけの理由で入手したが、中身はあまりに読みでのない童話。だいたい、私はこの作品を童話だと思わずに買ってしまった。「あの野坂がまさか童話を?」という気持ちがあったことは否めない。

 とはいえ、本書は決して凡作ではない。


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