愛しみを抱きしめて・Season 1/坂口住澄著

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「愛(かな)しみを抱きしめて・Season 1」 坂口住澄(1991年生)著
2010年4月30日 主婦の友社より単行本初版 ¥1000+税

 

 1年前、つまり著者が18歳時の作品。これほど若い人の小説を読んだのは初めての経験だが、一気に読めた。

 この作品にはいわゆる「文語」は全く出てこない。すべて会話体、しかも一貫してティーンエイジャーの使う言葉だけで書かれ、初めの数ページは「ついていかれるかどうか」という不安があったものの、次第に会話文で成り立つ文章に惹き込まれ、ドギマギさせられながら、あっという間に最後まで読まされてしまった。

 本書は文学というものの概念すら変えてしまう可能性を秘めている


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