風の影/カルロス・ルイス・サフォン著

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「風の影」(上下巻)
カルロス・ルイス・サフォン(スペイン人)著
木村裕美訳
集英社文庫  2006年7月文庫化初版

 
 上巻の100ページまで、我慢しつつ、耐えて、耐えて、読み継いだが、それ以上我慢を継続することは不可能だった。

 37か国に翻訳され、500万部を超えたベストセラー、しかも私にとって初めてのスペイン人の著作であり、かつミステリー。愉しみにして書店でピックアップしたはいいが、正直いって、なにが、どう、面白いのか全く不可解。 読み手をぐいぐい牽引する力を感ずることもなく、テンポが遅く、まどろっこしい。そのうえ、省略されているのか、飛躍しているのか、筋書きがピンとこない。

 100ページまで読んだところで、所詮、荒唐無稽な話で終焉を迎えるに違いないという直観もあり、本書(上下巻)を読むことを、もったいないとは思ったが、放棄することとした。

 私にはこのような内容の書籍は手に負えず、良し悪しの判断もつかない。こんな本が500万部売れている事実が私の理解を超えており、書評の対象にすらならなかったことを残念にも遺憾にも思う。


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