アムールトラに魅せられて/関啓子著

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「アムールトラに魅せられて」
関啓子(1948年生/一橋大学院社会学研究科教授)著
2009年10月20日 東洋書店
ユーラシアブックレット編集委員会より初版「No.144」
¥600+税

 現存する虎には、ベンガル虎、インドネシア虎、スマトラ虎、南華虎、アムール虎の5種類がいるが、なかで中国の南部に棲む南華虎が絶滅寸前に追い込まれているという。

 作者が魅せられたというアムール虎は、この種では最も大きなサイズを誇る虎で、現時点で450頭から500頭が主にロシア極東(アムール河からウラジオストックにかけての地域)に生息している。

 大きな個体では300キロ近くあったが、現在では200キロ前後が平均サイズ。特徴は悠揚迫らぬ動き、鋭い眼光、茶色の縞模様の体毛、太い前肢など。

 森林の伐採や地下資源のパイプ敷設などの問題で幾たびか生存の危機に見舞われたものの、今ではロシア政府による保護政策から学校での動物保護に関する教育もスタートし、辛うじて絶滅を免れた。

 日本では各地の動物園24箇所でアムールトラを目にすることが可能とのこと。


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