ヒロシです/ヒロシ著

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「ヒロシです」 ヒロシ著
2011年6月8日 東邦出版より単行本初版
¥1、200

 ベストセラー、芸人の名を借りた上梓、ホラーもの、サスペンスものなどには手を出さない主義をい貫いてきたのは、あくまで私の信念であったが、本書は初めてそういう姿勢を崩すものとなった。

 BGMが好きだったこと、自虐ネタが笑えたことの二点から、最近TV画面で見なくなった著者の動向を気にしていたところに、このような本を出すことで、雌伏していた期間をどのようにすごしていたかを告げるものとの広告の言葉に抵抗できず、手を出してしまったというのが本当のところ。

 著作には大きなページに僅かな数の言葉で自虐ネタが書いてあり、ニ、三箇所に記者とのやりとりがまとめのように挿入されているが、感じたことを率直に言わせてもらうなら、自虐ネタのレヴェルをもう少しUPさせる努力をすることが大切で、この芸人を長生きさせるか否かが決まるように思う。

 このような本を書くことで楽をし、生計を得られると思っていたら大間違いであることを著者は認識しておくべきだ。もし、そういう楽なほうに心が動いたら、自分が終わるときだと思うべし。少なくとも、私は二度と本を買わない。

 著者に言いたい。「こういうフアンもいることを忘れるな」と。


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