孤宿の人(上巻)/宮部みゆき著

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孤宿の人・上巻

「孤宿(こしゅく)の人」上巻 宮部みゆき著
2009年12月1日 新潮社より文庫化初版 ¥743+税

 本書には上下巻とあるが、この投稿では上巻のみを対象とする。理由は上巻を読み始めて2週間が経過しながら、未だに読み終わらずにいることで、我ながら何か異常な感じがある。

 ミステリーが起こる舞台も悪くないし、江戸時代という社会背景も魅力的だし、少女を主人公としたプロットも、登場人物の配置も面白いのに、すぐ眠くなるという悪循環をくりかえしてしまうのは、登場人物のあいだに交わされる会話が冗漫で緊迫感がないためなのか、場面の転換が緩慢すぎるためなのか、よく判らない。

 あるいは、舞台となっている土地に特徴的な生活習慣や産物などに筆をかけすぎているためかも知れない。

 あるいは、また、読者である私の感性、理解力、忍耐力に問題があるのかも知れない。

 いずれにせよ、この人の著作を読んで、このような羽目に陥ったのは初体験。

 上巻を読み終わった時点で、下巻を続けて読む気力を失い、このようなコメントしか頭に浮かばなかったことは残念というしかない。いずれ、下巻を読んだら、あらためて感想などを含め書評を書く心算。


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