マダガスカルがこわれる/藤原幸一著

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「マダガスカルがこわれる」
藤原幸一(秋田県生まれの写真家)著
2010年3月14日 ポプラ社より写真集初版 ¥1800+税

 本書はB5版ほどのサイズの写真集だが、ところどころに作者の解説も入っていて、アフリカの東海岸に沿って存在する島の動植物を紹介している。

 もともと、この島はエクアドル領のガラパゴス諸島に似たこの島固有の動植物層が多生し、それぞれの種の多いことでも知られた島である。そういう稀少な島の自然の生態系があと10年で消えてしまうぞという警告を伴う写真集となっている。

 「生態系の破壊はいずれは地球上の全生物の破滅につながる」との主張はまったくその通りであるが、人類はサル以上にアホだから、人間同士の殺し合いもやめないし、エネルギーの奪い合いもやめない。人間同士が助け合うなどという姿が見られたとしたら、たぶん、そこには、サルではなく、いるはずのない神がいるのだ。


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