この世でいちばん大事な「カネ」の話/西原理恵子著

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この世でいちばん大事な金の話

『この世でいちばん大事な「カネ」の話』  西原理恵子(1964年生/漫画家)著
帯広告:「貧乏」は、札束ほどリアルだった
2008年12月10日 理論社より単行本初版  ¥1300+税

 読者層を広く想定して書かれているためか、意図的に漢字を少なくしていて、漫画を読む速度で読みきれる点が作者のもつ「一種の力量」として感じられる。

 さらに、全文が本音で貫かれている点も爽快このうえない。

 生活と密着した思考の範疇で「カネ」のもつ呪縛性を多面的に描いた傑作だと思う。「どん底で息をし、どん底で眠っていた。カネがないって、つまりは、そういうことだった」という言葉が印象的だった。


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