ナポレオンの妹/フローラ・フレイザー著

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なぽれおんのいもうと

「ナポレオンの妹」  フローラ・フレイザー(イギリス人作家)著
訳者:中山ゆかり
2010年9月10日 白水社より単行本初版 ¥2,600

 有名人の妹がことさら採り上げられるには、ことさらの意味があってのことだろうと思い込んでの入手だったが、同じ「妹」を扱う書籍なら、かつて吉村昭が書いた「ホォン・シーホルトの妹」のほうがはるかに面白かった。

 ただ、ナポレオンに関しても、ナポレオンの家族、ことに妹に関しては知らぬことが多かったことには、本書によって覚醒させられたことも事実。

 ナポレオンが世に名を挙げ、大西洋の小島に流されるまで、ほとんど5年前後という短期間のことで、その間、妹のコルシカ生まれのポーリーヌはその美貌もあったがために、歴史に翻弄されたという存在。

 本書から知って驚いたことはナポレオンの妻、ジョセフィーヌにせよ、ポーリーヌにせよ、夫以外の男、場合によっては夫の部下たちとやりまくっていたという、さすが世界のどこよりも速くビデをつくったフランスだと合点もした。


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