穂足のチカラ/梶尾真治著

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穂足のチカラ」  梶尾真治著
2012年1月1日 新潮文庫として初版 ¥890+税

 「こういうことがあったらいいな、おもしろいな」という小説。だから、内容としては荒唐無稽そのもの。

 この種の本は内容的に深みの有無とか、「世にも奇妙な物語を創作してるだけじゃん」だとか思いつつ読んではいけない。作者がつむぐ展開に従いていくだけ。

 メインは主人公の穂足が特殊な能力に恵まれた少年で、この子のおかげで、家族それぞれが抱えている嫌な問題が解決してしまうという物語。

 途中、詰まらなくなったら読書をやめればいい。

 私は最後まで読んでしまったが、読んでしまったことに驚いた。

 気に入らない人にとっては、「穂足」が「ほたる」という少年の名であり、母親が「七星」で「ななせ」と読ませるアイディアそのものにむかつくかも知れない。


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