日本の技術はすごい・その5

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書評:ためいき色のブックレビュー-砂漠
 (中国・砂漠化の例)

  「日本の技術はすごい」 その5

 現在、中国全土の18%が砂漠化しており、規模は10万平米におよび、北京が遠くない将来、砂に埋もれる可能性すら否定できない状況にある。

 内モンゴル自治区に日本人技術者が入って、数年前から緑化活動を始め、相当の成功が目に見える形で発表されたが、いったん緑の発芽が認められれば、樹木の植樹も可能になるとの報告もあった。

 思えば、日中国交が回復した直後には、中国人自ら、政府主導による緑化運動に取り組んでいたが、鄧小平の発言以来、商業主義に走り、緑化運動は片手間になり、その間に、砂漠化が急速に進んだのではないかと推測される。

 日本人技術者が手助けしなくとも、かれら自身の力でなんとか事態の緩和が可能なのではないかと考えるのは素人考えで、水のない、砂漠化した土地に緑を萌芽させることは簡単なことではなく、そこに日本人が開発した砂漠でも緑化を可能にする技術を中国政府が請うた理由がある。

 もっとも、隣国の中国の砂漠化は直接、間接に、韓国はもとより、モンゴルにも、日本にも、その影響は避けがたく、技術協力はむしろ自国を守るための手法だと理解したほうがよい。

 ただ、中国政府がこの事実をありのままに国民に報道しているか否かは予断を許さない。

 日本が70%の森林地域を所有している事実は、土地に山岳地帯が多いことも事実だが、これだけ樹木を使う国が緑地を維持できた最大の理由は、総合商社がフィリピン、インドネシア、中南米など、発展途上国の樹木を安く買いたたき、伐採させてきた歴史があることを忘れてはなるまい。

 レストラン、コンビニ、スーパーなどで、弁当に必ず使い捨ての割り箸がついてくる現状はそろそろ考え直したほうが良い時期にきていると私は思っている。すでに割り箸をやめ、塗り箸を置き、使ったあとは洗浄して再び出すレストランが現われているが、オーナーの見識を評価したくなる所作。

 コンビニでも、弁当を買った客に割り箸が必要か否かを訊くくらいのことはした方がいい。


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One Response to “日本の技術はすごい・その5”

  1. 関西より より:

    18%にもなっているんですか。すごいですね。

現在はコメントを受け付けておりません。

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