世界史・パート13「イギリス」

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イギリス

イギリスについては、2004年12月に本ブログに「大英帝国衰亡史」を書評してあるので、そちらを参照したほうが詳細にわたり、かつ正確である。

ただ、イギリスがオランダを嘲笑する相手国に選んだ理由は不分明だが、「ダッチ・アカウント」や」「ダッチ・ワイフ」などという言葉は、かつて悪いもの、質の悪いものを「朝鮮」という名を冠して呼んだ日本人との相似を感ずる。

本ブログで紹介した藤原正彦教授(数学者)による「国家の品格」には、賄賂、悪銭などという言葉はイギリスの政治家とは無縁だという話が紹介されていたが、最近に至り、ブレア首相が融資疑惑でメディアに取りざたされている事実には唖然たる気持ちを味わっている。

数々のノーベル賞受賞者を生み、産業革命の先駆をなし、大航海時代にはポルトガル、スペイン、オランダに遅れて世界に乗り出しながら、他国を駆逐しつつ、植民地を広げた力はすさまじいの一語だが、その間、地域によっては大量虐殺を行なった史実もある。

また、第一次大戦、第二次大戦、いずれもドイツを敵に回し、米国と手を携えて、これに抵抗、幾多の急場を凌ぎ、勝利をものした国民性は高く評価できる。要するに、外交上手なのだ。

第二次大戦を指揮したチャーチル首相は「ローマ帝国がイギリスにまで侵略し、ローマの気風を残してくれたことはイギリスにとって幸運だった」との言葉には耳を傾けたい。


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