世界史・パート4「イタリア」

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イタリア
 

 ローマ帝国は多くの民族を滅ぼし、一大帝国を築き上げたが、5世紀に至り、ゲルマン民族によって滅ぼされ、二度と台頭することはなく、イタリア人はヨーロッパの一小国として現在に至っている。

 ローマ帝国については、塩野七生さんの作品を読めば充分なので、ここではローマ衰退後の歴史に触れる。

 ローマ帝国滅亡後、イタリアは多くの小勢力が並び立つ形が続いたが、11世紀にノルマン人の侵略を受け、地中海航路の要地、南イタリアとシチリアとを合わせた範囲に1130年にノルマン系のシチリア王国が創られた。

 18世紀まではカトリック教会がアリストテレスの科学を肯定し、その範囲の限られたなかで学問や教育を独占したが、ガリレオ、ニュートンの出現により、いわゆる近代科学が勃興、そうした過程のなかで非科学的な多くの言辞を吐いてきた教会への不信がつのり、近代的大学の設立に伴って、宗教と科学とを厳密に分離するようになった。

 イタリアは祖先の残した多くの遺跡を訪れる観光が主な収入資源、さらに自動車のフェラーリや各種ブランド品などに代表されるような、デザインの奇抜性、特異性によってイタリアの商品価値を高めている。ただ、北部の服地産業の大半は中国人に取って代わられている。


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