世界史・パート8「フランス」

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フランス

「世界史」パート8

 「フランス」

 フランスはラテン系列の国。

 4-5世紀にわたる大移動の期間に、フランク族によるフランク王国が成立、ローマ教皇の保護者の立場をとることで西ローマ帝国の称号を与えられ、優位を勝ち取り、現ドイツ領土を併呑。

 843年、フランク王国はドイツ地域とフランスに分断、ドイツを東フランク王国とし、フランスを西フランク王国とした。870年、メルセン条約で領土の再分割を図り、イタリアの一部を得たが、現在のフランス領土の4分の3程度。

 

 987年、カペー朝が樹立。

 

 13世紀から14世紀にかけて、いわゆる100年戦争がイギリスとのあいだに勃発、イギリスはフランス領地のフランドル地方を領有した。ジャンヌ・ダルクがフランス王シャルル7世を援けるという劇的場面を経て、イギリスの追い出しに成功。以降、イギリスはオランダがスペインに攻められたときにはオランダの支援にまわったが、欧州大陸とは切り離された存在となる。ただし、ジャンヌ・ダルクは教会による指弾に遭い、非業の最期を遂げる。

 ルイ王朝が革命で終焉を迎えるまで、フランスは欧州の覇者といったイメージだったが、革命後は多国に遅れながらも、植民地政策に傾斜、日清戦争後に日清条約に干渉した一国だが、ヴェトナム経営には最終的に失敗し、アメリカに肩入れを依頼。ために、アメリカが初めて敗戦の憂き目に遭う。

 軍事の天才、ナポレオンを生んだ国とは思えぬほど、フランスの文化の香りはなお高いものの、軍事に関しては強力な印象が希薄。

 欧州の歴史が長いというだけでなく、ローマ帝国が勃興して以降、数々の影響を受けつつ、小国が乱立して抗争、戦争をくりかえしてきたのは、互いに国境を接していたからで、ベルギーなどはつい最近できあがった国、オランダ人はそのベルギーをバカにして「歴史書が最も薄い国」と蔑称したり、ドイツのことは「ユーモアのない国」と嘲笑した歴史がある。

 ただ、日本文化に対し最も関心の深いのはフランス人。


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