英語の習得に関心の高い方々へのアドバイス

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NYCの大学生には留学生も混じる

 私は13年間、旅行業の国際業務にかかわり、英語圏であるアメリカ、カナダをテリトリーとして都市から都市へセールスで飛び回り、いわゆる「インバウンド」(海外からの客を誘致する業務)に注力、大きなグループの誘致に成功した場合にはジェネラル・コーディネイターの役を担い、予めガイドをアサインメントし、バスを必要な数だけ予約し、それぞれのバスはガイドに任せ、国内を旅行して回った経験を持つ。

 グループも大きくなると、チャーター機が1週に1度往復し、1度に260人を搭乗させ、トータルで3か月かかるという場合もあり、そうした場合には、帝国ホテルやホテルニューオータニ、京王プラザホテルなどに常駐しつつ、グループについてくるエイジェントとの対応、全体の動きをウォッチする、クレームの処理をするなどの仕事が付随する。

 一方、海外セールスやコーディネイターとして働いていないときは、専ら商業通信文の作成をし、相手エイジェントの担当者との連絡に時間を割いた。

 さらに、バリ島に6年居住し、日本語を勉強するインドネシア人に日本語を教えた経験から、インドネシアとマレーシアにほぼ共通するマレー語にもある程度通暁していることもあり、最近では海外からの留学生を対象としたボランティア活動にも携わっている。

 こうした経験に基づき、外国語の勉強に勤(いそ)しんでいる方々に助言をするとすれば:

1.母国語である日本語による作文に巧みになるため読書量を増やすこと。

2.意図的に母国語のボキャボラリーを増やす努力をすること。

3.白人種に対する劣等意識を払拭すること。(図々しいやつほど上手になるのが早い)

4.海外に留学する機会を得たら、できるだけ日本人同士でかたまらずに、現地の人と接触する機会を多くし、会話することに時間をかけること。パーティーなどに誘われたら、積極的に参加すること。

5.ヒアリングの機会を多くもつことは、英語の使い方、言葉の使い方、発音の仕方などに習熟する機会になるので、真似することに意を注ぐこと。

6.はにかんだり、恥ずかしがったり、曖昧な態度をとらないこと。Yes/Noの意思表示を明確にすること。

7.会話するにあたり、文法や言葉の選択に関して、間違えることを恐れないこと。

 などが挙げられるが、最も大切なポイントは母国語にまず精通することで、母国語が下手で外国語に巧みになることはあり得ないことを知っておいたほうがいい。

 日本人の悪い癖として、一つは恥ずかしがることで、これは単に「Japanese is shy」(日本人は恥ずかしがりやだ」で終わるが、もう一つは、にやにやすることで、これには「Japanese smile is enigma!」(日本人の笑いは謎だ」と反応されることだ。「謎だ」には「気味が悪い」との意味が込められている。

 さらに悪い状況は、学校のエレベーターなどで現地の学生と一緒になり、話しかけられ、意味が解らず当惑した場合、上記のような態度を示すと、「You don’t have to be shy. You should ask me "Would you repeat it again? or I beg your pardon?、if you don’t understand what I say」(恥ずかしがることはないよ。もし、私の言ってることが解らなければ、もう一度言ってくれって訊けばいい」と言われるだろうし、また、変にもじもじして笑えば、「Why are you smiling? Are you insulting me?」(なぜ笑ってるんd?おれを侮辱してるのか?)と思ってもみなかった方向にいってしまうこともあり得る。 If you wish to master English, You should show more positive attitude.」(もし、英語に習熟したいんだったら、君、もうちょっと積極姿勢を示すべきだよ」と、厳しい言葉が返される可能性もある。 

 上記の「Repeat it again」も「I beg your pardon」も、「もう一度言ってください」との意味。

 外国にいて驚嘆するのは、日本でのペーパーテストで男女差はないが、海外における会話能力では圧倒的に女性上位であること。女性は会話能力を身につけるのが、おそろしく早い。これは環境順応の差がそのまま会話能力に現れるのだろうと思っている。男はよけいなところで照れたり、恥ずかしがったりが多すぎる。


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2 Responses to “英語の習得に関心の高い方々へのアドバイス”

  1. アオイ より:

    もしかしたらこれから先、私の人生に英語が深く係わってくることになるかもしれないのですが……
    私は英語が話せません。読めません。書けません。
    英語の習得云云より前に、拒否反応すら起こしているこの状態を改善せねばならない。
    そうは思うのですが……所詮は思っているだけなのでしょうね。実際何もしていないので。
    なのでhustlerさんが挙げてらっしゃった1と2は、いいきっかけになるような気がしてきました。(それでもまだ「気がして」などと言うこの口!)

  2. hustler より:

    どういうわけで英語に深くかかわることになるのかは私の想像の埒外ですが、それが避けられない運命ならば、英字新聞を読む、会話学校に通う、中学校時代の英語の教科書を広げて、あらためて勉強する、など考えられますけど、とにかく頑張るっきゃないでしょう。家が近ければ、個人レッスンしてあげられるのにね。~~ん、残念!

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