中国残留孤児問題

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「中国残留孤児問題」

 この問題を辛辣に採り上げたら、猛烈なクレームを食った。曰く「自分の名前さえ書けない人間に日本語しゃべれってのは無理、笑止」と。世界にはしゃべるが書けない人は幾らもいる。具体的にいえば、世界人口の75%が文字が書けない。 

 中国ってのは「書の国」じゃなかったのか。確かに、学ぶには金がかかるが、そういう環境にはなかったのか。「日本語を学んでいる若い中国人に教わればいい」といえば、「そういう若者が住んでいるところに、かれらは住んでいない」という返事が返ってきそうだ。

 だったら、帰国して既に相当期間が過ぎたにも拘わらず未だに日本語がままならないという人が多い実態はどう説明するんだ? だいたい、この問題に政府が取り組んで何十年経っている?帰国後、政府がフリーで学ぶチャンスを提供しているのに、いまだにまともな日本語がしゃべれないってのはおかしいじゃないか。努力する意志を持たないからではないのか?

 日本語が理解できなくて、日本に住んでいて、何が面白いの? 言葉が通じないほど寂しいことはないぜ。日本語を学ぶ機会はあるが、真面目に取り組む姿勢が端(はな)からないないやつが多いという実態が現実にある。はじめっから、目的は金でしかないからじゃねぇのか。日本が過去に犯した罪は罪だが、幼児の頃に現地に放り出されたことにも同情は禁じえないが、まともな人間なら、年齢にかかわらず祖国の言葉を必死になって学ぶのが当たり前ではないのか。

 戦争に運、不運はつきものだし、悲惨、理不尽もつきものだ。 サハリンから帰還する日本人を載せた船舶をポツダム宣言受諾後に故意に魚雷を撃って沈めたのはロシア潜水艦だが、そこで死んだ多くの民間人に比べたら、何倍もましなんじゃないか。 東京大空襲では何十万という人が死んでいる。原爆では、広島、長崎で、何十万という人間が死んでいる、沖縄だって例外ではない。f民間人でありながら兵隊と一緒にシベリアに連行され、酷寒の地で開拓を強制され、凍傷に冒され、帰国できなかった人も僅かな数ではない。 そういう人に対して、政府はどういう賠償を払ったのか? 遺族に対してどのような納得のいく面倒をみたのか?

 中国残留孤児は生きているからこそ、未だに「おんぶにだっこ」を要請する、その態度が私には許せない。そういう意味で、阿部総理の処遇は甘すぎるというしかない。本音でいえば、「おまえら、そろそろ死んだらどうだ?」といいたところだ。

 中国にはまだまだ残留日本人がいる。しかし、かれらのなかには日本に帰りたくないという人も少なくない。戦後60年余が経ち、いまさら知己すらいない日本に帰国できたとして、日本語すらできずに、どんな生活が待っているのか、そんなことは阿呆でも想像できる。

   


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