拉致問題

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拉致問題

「拉致された家族が可哀想だ」という点、誰もが同じ感慨をもっているだろう。

これだけ多くの拉致を可能にしたのは、偏に、旧社会党の土井たか子にあり、当時、まるで北朝鮮のスポークスマンのように虚偽の情報を代言していたこと、もう一つは日本警察と海上保安庁の杜撰な対応にあった。

土井たか子の冒したミスに関してはすでにほかで触れているので、ここでは繰り返さない。

北朝鮮の船籍が日本海に面した至るところに接岸したからこそ、拉致が可能だったわけで、そこに長年にわたって警戒の目を向けなかった鈍感さだけでなく、警戒するよう市町村に訴えることさえしなかった怠慢にある。

6か国会議で、拉致問題が簡単に解決できるとは思えない。北朝鮮は核廃棄にせよ、拉致問題にせよ、それと引き換えに、膨大な支援(金銭、食料、地下資源など)を期待している。ことに、日本は北朝鮮とは戦後保証の問題が残っており、経済封鎖による困窮も経験している最中であるから敵意も強く浸透している。

しかも、同じ拉致問題では、韓国から拉致した数の方がはるかに多く、その韓国が騒いでいない事実から、日本に対してだけ友好的な対応をオファーしてくるとは思えない。

もう一つ、決定的な背景は軍事力である。日本自体が徴兵制度が存在して、核武装を含めた、戦前に負けない戦力を持っていたら、北朝鮮にこれほど舐められることはなかったであろう。自分の国を他国(米国)に「安保」という形で依存しているのだから、アメリカの政治的な戦略、政治的配慮などに振り回されるのは当たり前のことである。

拉致は戦後の60年余にわった続いた平和ボケが招来した問題であって、外国を巻き込んで北朝鮮に迫る外交などができるわけがない。この国の政治家は長い期間、外交というものを知らずにきている。


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