年寄りによる車の突っ込み事故の多発

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 今日といわず、昨日も、一昨日もあった。ブレーキとアクセルを踏み間違えて店舗その他に突っ込む事故が。共通しているのは男なら飲酒者か高齢者、女なら高齢者運転。

 同じ問題がなぜアメリカでは起こらないのか? 

 アメリカは、ご存知の通り広い国。どこの店舗もほとんどパーキングスペースは広くとってあり、バック運転して駐車するなどという状況にはない。おそらくアメリカ人ドライバーの大半が日本の駐車場には苦労するだろう。だいたい、バック運転で駐車した経験者が何人いるだろうか。

 むかしアメリカをセールスして廻りながら思ったことだが、日本車に比べオートマティック車が多かったこと、それが増えつつあった女性ドライバーに対する配慮だったこと、モーターリゼーションの時代がアメリカではすでに実現していて、同じことが日本でも遠くない招来に起こるだろうと想像した。

 事実、日本の政治家、地方自治体の職員や市会、県会の議員によるインスペクションツアー(視察旅行)も盛んに行なわれるようになっていたし、私も何度か同行し、説明もした。

 アメリカでも、高齢者ドライバーによる事故はあったが私が目撃したのは運転中に心臓麻痺(ハートアタック)に襲われての衝突、いい加減な車検制度による部品事故などであって、決してバック運転駐車が原因の事故ではなかった。

 私はいま9階から11階建ての住居ビルが6棟ならんでいるうちの1棟の1室に住んでいるが、4階建ての団地ですら2,3の客用駐車場があるというのに、私のところには何故かまったくない。それはいいとしても、せめてお金をとってもいいから駐車場を作って欲しい。それがないため、簡単に人を呼べないのが悩みで、これが日本のお偉方が視察した結果の駐車場のあり方かと、ぶんなぐってやりたい心境。日本では人の動きのなかに、まるで車を使った移動を含めていないかのよう。これまで、ホンダ、トヨタ、日産、マツダ、三菱、ヤマハなどの売り上げからどれだけ税を得たか、どれだけの恩恵を受けたか、日本のトップにその認識はあるのか、あるとしたら、やっていることとの乖離がいっそう解らない。

 羽田空港から都心への高速にしたって、あんなチンケなものが出来上がるとは夢思わなかった。この国の政治家が使う金はいつも生きない、いつも死んでいる。こういうタカリのような人間が日本中に議員という名でゴマンと存在することを我々はもう少し真面目に考えるべきではなかろうか。裏で金が動くという点では、二次東名高速も想定内だ。

 我々にあのように無策でアホまるだしの政治家が必要なのか。


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