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僕は人生についてこんなふうに考えている/浅田次郎著

僕は人生についてこんなふうに考えている

「僕は人生についてこんなふうに考えている」 浅田次郎著  新潮文庫 2004年1月 海竜社より単行本初出 2006年5月 新潮社より文庫化初版  以前、本ブログで、私はこの作家の著作はあまり読んでいないことを明言したが、・・・

バリ島駐在記「日本人観光客への痛烈な批判」

 バリ島の観光が宗主国だったオランダ人の手によって始められたことはすでに触れたが、クタをはじめ、島が本格的なリゾート地として名を高めることに最も寄与したのはオーストラリア人だった。  距離的に近いこともあり、かれらは冬に・・・

国家の品格/藤原正彦著(その2)

国家の品格

「国家の品格」 藤原正彦著  新潮新書  2006年8月4日の書評に書き足りなかった部分だけ、ここに記す。  その部分とは、「いまやアメリカのニューヨークで生まれる子供が一歳に達することができる数は中国の北京で生まれる子・・・

国家の品格/藤原正彦著(その1)

国家の品格

「国家の品格」  藤原正彦著 新潮新書  2005年1月初版  一般人には到底理解できないような難度の高い数学を研究している人物がこの種の著作(たとえば、以前に本ブログで紹介したことのある「祖国は国語」など)を、やむにや・・・

沈船検死「夜明けの新聞の匂い」/曽野綾子著

沈船検死

「沈船検死」 曽野綾子著 副題「夜明けの新聞の匂い」 帯広告:世界の辺境を見続けた著者だからこそ言える、直言の数々。 新潮文庫  本書は2001年から2003年までに「新潮45」以降に掲載された短編の寄せ集めで、ダブりが・・・

雁/森鴎外著

「雁」 森鴎外作  岩波文庫  明治の一時期に特徴的な語り口も物言いもなんだか懐かしいものを感ずる。 日本語が時代とともに変化していることを実感させてくれる。  一方、100年余の歳月の流れとともに、古い古い東京の街の風・・・

犠牲(サクリファイス)/柳田邦男著

「犠牲(サクリファイス)」  柳田邦男著  文藝春秋  以前「マッハの恐怖」を読んで以来、久しぶりの著作。  文がしっかりしていることを再発見したのと同時に、書く対象、背景についての徹底した事前調査にも、手抜きがないこと・・・

人国記・新人国記/浅野健二校注

じんこくき・しんじんこくき

「人国記・新人国記」 浅野健二校注 岩波文庫 1987年初印刷  こういう本が世の中にあることは知っていたが、読んだのは初めて。  この本の愛読者が、かの武田信玄だったという。現代の一つの県が二つか三つの国に分割されてい・・・

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